セラミドの配合されている化粧水は、肌へ保湿成分を与えてくれます。角質を守る保湿成分には、皮脂、天然保湿因子、セラミドなどの角質細胞間脂質があります。そのため、セラミドは水分保持のためには重要です。化粧水を選ぶ際のポイントとして、高い保湿機能が重要になります。

セラミドには、いくつか種類がありますが中でもヒト型タイプは、他の種類に比べると保湿力が期待できるとされています。ヒト型タイプは、人間の肌に存在しているセラミドとほぼ同等の構造を持っているため、他の種類に比べて保水力が高いとされています。また、比較的刺激も少ないメリットがあります。最近では、ナノ化されたタイプもあります。

通常のタイプに比べるとナノ化することで角質層の深い部分まで浸透しやすくなっていると言われています。化粧水を使う際には、しっかりと浸透させることが重要になります。使う際には、まず手のひらに適量をだし、顔全体にのばして温めます。化粧水によって異なりますが、10円玉くらいの量が適しています。

肌に伸ばしたら両手で頬を包こみ、3秒ほどかけてやさしくなじませるようにします。ほほの次は、目頭に指先をあて、鼻筋と口元に手のひらをそわせ3秒なじませます。こすらずに手のひらで密着させることがポイントです。つづけておでことあごにも同じように手のひらで3秒うえからおさえます。

乾燥が気になる場合には、重ねづけをすることでより肌へと浸透させることができます。